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[天草の歌]              天草の歌メニューに戻る
      松代小唄(まつよこうた)
    
(天草市御所浦地方 網引ばやし)
   
作詞:堤田実一  作曲:岩代浩一   
    歌:葵 ひろ子  尺八:宮田耕八朗

1.
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  文治元年春四月 驕
(おご)る平家のつわものが
  最後の砦壇の浦 千萬無量のなみの紋
  その数二千と云
(い)われけり 武士(もののふ)たちの夢のあと
  琵琶三げんや琴の音に 紅涙
(こうるい)永遠(とわ)に伝えけん

2.
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  京をはなれし妻や子が 血肉に魅
(み)入る人の世の
  性は誠
(せい)なり恩執(おんしゅう)の 
  風にさそわれ蕭蕭
(しょうしょう)
  女の道のけわしさに 殉
(じゅん)ずることの果敢(はか)なさよ
  火中
(かちゅう)を昇る鳳凰(ほうおう)に まごう涙のありやなし

3.
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  たどり着きたる奈古
(なこ)の浦 漁師の口の素直さに
  すなどる船に身を任
(まか)せ 陸をはなれしはぐれ鴨(かも)
  翼の動きつき果てて 梅戸の浪
(なみ)に呑(の)まれけり
  梅戸の太鼓は鈴の音 哀れ松代
(まつよ)の浪しぶき


4.
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  
エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  松代の若き柔肌
(やわはだ)は 松の根方(ねかた)にねむれども
  雲のさけ目に声
(こえ)ありて 波間を渉(わた)る古都の詩(うた)
  昔語
(がた)りの数々を 萬代(まんだい)梅戸の地に彫(きざ)
  梅戸の太鼓は鈴の音  悲し松代の恋の唄

  エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー
  エシャコラ、エシャコラ、エシャコラエー

  
♪♪松代小唄 (歌唱:葵ひろ子)

 
    ・「松代姫の由来」は、こちらをごらんください。

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