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  「下田温泉小唄」


      
       作詞:野口雨情
           作曲:古関裕而

 湯治するなら下田のお湯で 今も変わらぬ白鷺湯
 瀬戸に有田に陶器の元は  掘って積み出す茶碗石
 波の花咲く妙見浦に    ぬれて啼くのは磯干鳥
 土井の老松伐らせてならぬ 
 伐れば下田の湯もかれる

 三州岳から朝立つ風は  下田繁盛と吹き下ろす
 鮎は若鮎湯の香を慕ひ  河鹿鈴ふる瀬をのぼる
 下田川筋蛍の頃は    通ふ姿も隠されぬ
 今宵白鷺温泉泊り    
 旅の労れ(うかれ)を湯で流す
 赤い夕日は天草灘に   沖の鵜の鳥ャいつ帰る

 ♪下田温泉小唄



<2012年5月12日付熊日新聞での紹介記事>



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